ジョークのひとつもいわなきゃ やりきれないんだはしゃいでいるけど 楽しそうに見えるかい心はブルーさ だから 俺をみつめてくれ俺の笑顔を みつめてくれきみはわかってくれるかな 傷ついてることをきみだけさ ほしいひとは (原題:TRACKS OF MY TEARS/SMOKE…
俺=筆者ガラマニ セ=セザル・ズロム君 俺「文中でもふれてますが、この章はちょうど、テレビアニメ『聖戦士ダンバイン』の、第8話「再び、ラース・ワウ」に相当します。アニメのまんまの、セリフも出してます。」 セ「小説「月下の花」では、けっこう、原…
ガラリアが、フラオン王からの返書を持ち帰ると、ドレイクはさっそく、ミの国侵攻のため、軍の増強をはじめた。ゼラーナとダンバインも、今ごろはミの国に合流しているはず。お墨付きが手に入った今こそ、もろともに攻め落とす好機だ。機械の館は、フル操業…
俺=筆者ガラマニ セ=セザル・ズロム君 セ「なにかの度合い、星マーク、一つで足りるかな?キャッチコピーの通り、無駄にエロいさ。」 俺「うん、ゼット・ライト三部作で、本番シーンがあるのか?と思わせておいて、肩すかししたからね、まあ、それが、俺の…
ドレイク・ルフトは、いつもなら、部下への重要な命令は、ラース・ワウ本館内の執務室か、会議室で下していたが、今朝はあえて、中庭に、バーン・バニングスと、ガラリア・ニャムヒーを、呼び出した。 騎士団長と、副団長をともなって、お館様がやってきたの…
俺=筆者ガラマニ セ=セザル・ズロム君 俺「ゼット・ライト三部作は、これで完結しましたが、「月下の花」は、どんどん続きます!」 セ「………。」 俺「次章より、いよいよ、ドレイク・ルフトは、ミの国に侵攻!ピネガン・ハンム王、そして、王女のエレ・ハン…
夕刻になり、ゼット・ライトが、ガラリア・ニャムヒーをふったというニュースが、年長の指導者たちの耳にも、とどいた。激怒した中年騎士が、ここにひとり。 会議室にいた、参謀ミズル・ズロムは、息子のセザルから、詳細を聞くと、怒りにまかせて抜刀し、剣…
俺=筆者ガラマニ セ=セザル・ズロム君 セ「筆者はもしかしてさいきん、エラリー・クイーンの悲劇四部作と、国名シリーズを読んだんじゃないの?」 俺「…あ、あんた、そ、そんな大きなフォントで、なにをいきなり…」 セ「だってさ、ゼット・ライトの悲劇、…
いま、そら耳が聞こえたようだ。 ピクニック用の敷きものから、しりぞき、草の上で、土下座をしている男がいる。顔を地面にふせて、平身低頭、謝罪の姿勢だ。 ガラリアは、意味がのみこめなかった。とうてい、ありえない返事だ。だって、ゼット・ライトは、…
当サイト最大のボリュームをほこる、当サイトのメインコンテンツ、ガラマニ渾身の作にして、ガラマニはこれを書くのが生きがいである、脱法二次創作恋愛エロ小説、「月下の花」、連載開始の2003年より10年を経た、2013年夏、いよいよ、山場をむかえます。今…
次の日。常春のアの国は、今日も日本晴れだった。日本語がおかしいが、気にしないで行こう。 ガラリア・ニャムヒーは、お弁当作りに、余念がなかった。時刻は、午前11時。自分自身の飾り付けは、完了していた。お出かけ用の服が、汚れないように、白いエピ…
特報 筆者が、小説「月下の花」を、書きはじめた動機は、そもそもが、実は、この内容を、書きたかったからなのだ!いよいよ、最大の山場がはじまる。その名も、 ゼット・ライト三部作! 7/13(土)、7/14(日)、7/15(月) 三連休に(筆者は連休じゃないが…
空色のダンバインは、ゼラーナに奪われた。聖戦士ショウ・ザマという人材も、ギブン家にとられた。ドレイク軍に1機だけ残っていた、青いダンバインも、破壊されてしまった。追撃をのがれ、ゼラーナは、ミの国に入ってしまった。 バーンとガラリアは、お館様…
俺=筆者ガラマニ セ=セザル・ズロム君 セ「今回のキャッチコピー、あながち、うそでもないさ。富野由悠季監督が得意な、戦闘シーンの演出について、まじめに言及してるし…って、あなた!筆者っ!聞いてるの?」 俺「ううん、聞いてない。フアー。あんた、…
アメリカ空軍パイロット、トッド・ギネスが、とつぜん語気を強めた。 「ガラリアさん、あそこだ、ゼラーナだ!」 ボンレスの森の中央に、マウンテン・ボンレスと呼ばれる山が、そそり立っている。山頂部に近い断崖の陰に、航行するゼラーナの船尾が、見え隠…
俺=筆者ガラマニ セ=セザル・ズロム君 俺「なにかの度合い(当社比)、星3つです。どうぞ。」 セ「なににたいしての、どうぞさw」 俺「星3つかあ。まだまだぜんぜん、これからやね。本編を読んでいただければ幸いですが、終わりの行で、ガラリアが言っ…
バラウを操縦するガラリア・ニャムヒーは、仕事熱心な職業軍人であったが、悩める乙女でもあった。彼女は、昨夜、重大な決意をかためた。いま、そのことが脳裏をよぎった。 ガラリアの心には、部下セザルが言った「きれいどころ」というほめ言葉が、じんじん…
俺=筆者ガラマニ セ=セザル・ズロム君 俺「うっうっうっ…なんて辛い、悲しいお話しなの、今回は…しくしくしく。」 セ「あなた、また、自分で書きながら泣いてるの?に、しても、ヘンさ。そんな、泣くような内容じゃないさ。どっちかってゆーと、コミカルな…
戦勝祝賀会の夜が明けた、午前。ここは、ラース・ワウ第一会議室である。 「聖戦士ショウ・ザマが、逃亡したばかりか、ダンバインを盗み出された、だと?!なんたる不始末!ゼット・ライト殿!機械の館の警備は、どうなっていたのです!ダンバインの管理は、…
俺=筆者ガラマニ セ=セザル・ズロム君 俺「長編小説の連載をしてきまして、長年にわたり、はりめぐらしてきた伏線を、今回、回収することができました。この章を書いて、実に、スッキリしました。」 セ「あなた、この伏線、最初っから想定してたの?あの、…
ラース・ワウ本館の大広間で、戦勝祝賀会のもりあがりが、最高潮をむかえたころ。城外に離れた、機械の館の、入り口に、ショウ・ザマは、たどりついていた。 誰にも見られていないのを確かめてから、ショウは、ダンバイン2機が、格納されている、薄暗く、だ…
俺=筆者ガラマニ セ=セザル・ズロム君 俺「ハイ、前回の更新後書きで、予告しましたとおり、この章から、セザル・ズロム君による、次回予告コーナーをおしまいにしました。2004年3月6日更新の、第14章「父と子」以来、おつきあい下さいまして、ありがと…
ガラリアは、おどろきのあまり、パカーッと、はずれたあごが、地面にとどきそうだった。片手に持っていたワイングラスを、落っことしかけたのを、ユリアがキャッチした。 ここで、4人のうち、最年長者であるゼット・ライト28歳が、さりげなく、また、意を…
俺=筆者ガラマニ セ=セザル・ズロム君 セ「というわけで、本編のつづきから、しゃべるさ。本編の末尾に、毎度くっついてる、僕の、次回予告コーナーと、このはてなダイアリーでやってる、更新後書きの内容が、かぶってる問題について。」 俺「うん、そうだ…
バーン・バニングスは、いくぶんすっきりしたおももちで、宴会場に戻り、業務上やむをえず、リムル・ルフトのとなりに立った。リムルが、彼に問いかけた。珍しいことだ。 「バーン、教えてほしいの。ギブンの館で、聖戦士の女性に会ってきましたか?」 ええ…
俺=筆者ガラマニ セ=セザル・ズロム君 セ「上のキャッチコピー、身も蓋もないさ。」 俺「うんw」 セ「でもさ、この章は、女性の登場人物を、改めて紹介しなおすためにも、役に立ってるのさ。」 俺「いいところに気がついたね、セザル君。そのとおり。年齢…
ラース・ワウの姫君、リムル・ルフトの手をひき、宴会場に入室してきたバーン・バニングスは、彼女の両親、領主ドレイクと、妻ルーザの前でひざまづき、一礼した。 リムルは、いまごろ機械の館へ侵入しているにちがいない、聖戦士ショウ・ザマの動向が、宴会…
俺=筆者ガラマニ セ=セザル・ズロム君 セ「あれぇっ…???」 俺「どしたの、セザル君。」 セ「変なのさ、おかしいさ。第29章「ラース・ワウ大宴会」を、発表したとき、目次パート2には、つぎの章のサブタイトルは、「女たちの饗宴」だって、書いてあっ…
宴もたけなわとなっていた夕刻。会場の喧騒から遠く離れた、少女の部屋。 ラース・ワウの深窓の姫君、リムル・ルフトは、自分の部屋に、ひそかに、聖戦士ショウ・ザマをまねきいれ、恋人ニー・ギブンと、その仲間たちの動向について、話し合っていた。 2人…
俺=筆者ガラマニ セ=セザル・ズロム君 俺「俺の小説も、原作アニメの第3話、「ラース・ワウの脱出」に突入です。アニメだと、宴会場で、トッドが娼婦をはべらし、はしゃいでて、考えこむショウ・ザマと、好対照なシーンがありましたね。」 セ「第29章だ…