ガラリアさん好き好き病ブログ版

ここは、聖戦士ダンバインのガラリア・ニャムヒーさんを 好きで好きでたまらない、不治の病にかかった管理人、 日本一のガラリア・マニア、略してガラマニのサイトです。2019年7月、元サイトから厳選した記事を当ブログに移転しました。聖戦士ダンバイン以外の記事は、リンク「新ガラマニ日誌」にあります。

第59章 ドレイク・ルフト参陣

レッド・バーの砦を占領したドレイク軍は、その日のうちに、さらに北方へ進軍し、キロン城に、より近い位置へと、布陣を移動していた。その夜遅く、いままでラース・ワウにいた、領主のドレイク・ルフトと、地上人のショット・ウェポンが、この前線基地に、…

後書き:第58章「ピネガンの思惑」ユリアとセザルは、ミの国王ピネガンと対峙する

俺=筆者ガラマニ セ=セザル・ズロム君 セ「ピネガン王は、けっきょく、なにが目的だったんだろうさ?」 俺「それは、おいおい判明するんじゃないかな。あるいは、本当に、話しがしたかっただけなのかもしれないね。」 セ「クの国出身の、7人の騎士が出て…

第58章 ピネガンの思惑

キロン城の来賓室に、娘を連れて入室してきたミの国王、ピネガン・ハンムは、鉄格子のはまった窓を背中にして、緑色のソファーのひとつに腰かけた。窓の外からは、夕焼けに染まる空の色が、赤々とさしこんでいた。王女エレ・ハンムは、立ったままでいた。ピ…

後書き:第57章「キロン城の虜」ミの国の王女、エレ・ハンム、14歳になって再登場!

俺=筆者ガラマニ セ=セザル・ズロム君 俺「ゼンダ城の虜は、読んでいません。」 セ「おおっと、いつも僕が、筆者はこの本読んで、影響受けたんじゃないのかと、問いただすより、先をこされちゃったさ。」 俺「でも、映画とかマンガとかで、タイトルは知っ…

第57章 キロン城の虜

ミの国の王城、キロン城。大きな湖の湖畔にそびえたつ、大きな城だ。小高い丘の上に建てられたキロン城は、石塀が円形に、城塞を囲んでいる。石塀は高くのび、円錐形のキロン城の土台だけで、7階建ての高さをなし、内部には、兵器庫や軍属の住居などが、ひ…

後書き:第56章「オーラ・バトラー水中決戦」レッド・バーの砦戦、終結。ドレイク軍対ミの国、どちらが優勢か?

俺=筆者ガラマニ セ=セザル・ズロム君 セ「とんでもないことになったさ。筆者、あなたの筆致、完全フリーダムさ。」 俺「そうよ。原作アニメ『聖戦士ダンバイン』の設定にもしたがわず、俺以外のダンバー(ダンバインのファンのこと)の好みにも、いっさい…

第56章 オーラ・バトラー水中決戦

そもそも、オーラ・マシンはどれも、空をとぶために設計されている。両手両足がついているオーラ・バトラー、ビランビーやドラムロは、水中は、いちおう航行は可能だ。人間のからだと同じく、オーラ・バトラーは、水に浮くから、泳いで進めばいいのだ。バー…

後書き:第55章「レッド・バーの意味」ミの国の、罠にはまったガラリア!危険がデンジャラスだ!

俺=筆者ガラマニ セ=セザル・ズロム君 セ「まじ、危険がデンジャラスなのさ。」 俺「この章は、怖いわ。じぶんがガラリアさんだったら、って思うと、本当に怖い。先の読めない戦場の状況が、ありありと目にみえるように、表現できているかな。できてたら、…

第55章 レッド・バーの意味

城塞のなかへ、オーラ・バトラー昇降口のなかへと入っていった、ガラリアの赤いドラムロは、猪突猛進に、底にとどくまで落下した。ずしん。おや、この場所は。地面よりも、ずっと深いぞ。見わたすと、ドラムロが、ゆうゆうと飛び抜けられる広さのトンネルが…

後書き:第54章「おとり対おとり」ガラリアたちは砦に突入するが、ミの国は意外な行動にでる。

俺=筆者ガラマニ セ=セザル・ズロム君 セ「筆者はさ、この小説書きはじめたころ、オーラ・バトラー戦の描写には、消極的だったじゃんさ。」 俺「うん、そうよ。ガラリアさんをめぐる、恋愛エロドラマが書きたかったから。」 セ「でもさ、小説が、原作アニ…

第54章 おとり対おとり

赤いドラムロと、青いドラムロが、城壁の手前に到達した。葉陰に身をかくしたガラリアとトッドは、腰を低くし、フルフェイスのヘルメットをしっかりかぶり、様子をうかがっている。トッド・ギネスの右隣に、彼女が、しゃがみこんでいる。自動操縦にセットし…

後書き:第53章「砦のなぞ」レッド・バーの砦に総攻撃開始!エロ挿話2題あり。

俺=筆者ガラマニ セ=セザル・ズロム君 セ「今回のキャッチコピー、即物的で、説明的なのさ。エロい部分が2ヶ所あるってさ。なにかの度合い(当社比)の星マークは、3つなのさ。」 俺「アクセス解析を、あまり見ないようにしてるんだけどね、たまーに、ち…

第53章 砦のなぞ

レッド・バーの砦、総攻撃の、朝。騎士団長バーン・バニングスへの処分通知が、届いた。ラース・ワウにいるドレイクからの指示は、こうだった。バーンは、ビランビーのパイロットとして、最前線に出よ。砦を落とすまで、帰還するな。そして指揮面からは、は…

後書き:第52章「崖の上のバーン・バニングス」ひさしぶりに、バーン薄幸路線。やっぱり「月下の花」はこうでなくちゃね

俺=筆者ガラマニ セ=セザル・ズロム君 セ「今回のキャッチコピー、ふるってるさ。そうさ。この小説は、バーン・バニングスを、不幸のどん底にたたきおとすことで、定評があったはずさ。なのに、2013年6月19日から、連載再開してからというもの、不幸になる…

第52章 崖の上のバーン・バニングス

そうだ、自殺しよう。 いや、だめだ。死ぬのは、痛そうだし、こわいし、いやだ。わたしは、まだぜんぜん、死にたくない。 ブツブツゆって、現実逃避をしているバーンは、ビランビーを着地させたが、コクピットのハッチを、開けようとしない。騎士団長の到着…

後書き:第51章「ダーナ・オシー1号機と2号機」ミの国戦は大ピンチ!ダーナ・オシー×2の奇襲に、勝てるのか?

俺=筆者ガラマニ セ=セザル・ズロム君 セ「この小説に、僕が登場するようになってから、長いけど…」 俺「どしたの、セザル君。」 セ「僕が、まじで泣いちゃったのって、この章が、はじめてさ。」 俺「そうね。珍しいよね、きみが泣くなんて。」 セ「泣きた…

第51章 ダーナ・オシー1号機と2号機

深夜のドレイク軍基地。かがり火に照らされる、青や赤のオーラ・バトラーを見上げて、ガラリアとゼット・ライトは、早く2人きりになりたいと、そればかり考えていた。 この男女は、既に、キスの仲になっている。ガラリアは、親友のユリアにも、隠さなくては…

後書き:第50章「いつわりのかがり火」片恋に苦しむトッドは、基地内で行方不明になったガラリアをさがすが…

俺=筆者ガラマニ セ=セザル・ズロム君 セ「指一本どころか、舌がはいっちゃってるさ。」 俺「せ、セザル君、あんた…いきなり、本文のネタばれを、ここで述べるんじゃないと、いつも言ってるでしょう…。」 セ「トッドは、かわいそうさ。同情は、するさ。で…

第50章 いつわりのかがり火

暗くなってから。バーン・バニングスが、幹部級の兵士たちに、招集をかけた。板張りの床、屋敷の大広間が、作戦本部である。全員、大きな木製テーブルを囲んで、腰かけている。机の上には、羊皮紙の周辺地図。 集合した人員は、騎士団長バーン・バニングス、…

後書き:第49章「ガラリアのおねがい」誰か、筆者をとめろ。

俺=筆者ガラマニ セ=セザル・ズロム君 セ「ねえ、筆者。」 俺「なんだい、セザル君。」 セ「あなたは、書くことを、楽しんでるさ。」 俺「そうよ。」 セ「ものすっごく、心から、楽しそうさ。書いてて、楽しくて、楽しくて、しようがないのさ。」 俺「わか…

第49章 ガラリアのおねがい

レッド・バーの砦を、対岸に臨む基地に、機械の館・出張バージョンを設営したゼット・ライトは、仕事が一段落したので、建物の奥のほうにある台所に、1人で入っていった。コーヒーをいれて、テーブルにむかい、椅子に腰かけて、パンをつまんだ。右手で食い…

後書き:第48章「アメリカ人と騎士道精神」セザルはトッドに、ガラリア攻略のための秘策を提案する

俺=筆者ガラマニ セ=セザル・ズロム君 セ「前回のつづきで、僕が、聖戦士トッド・ギネスに、秘密の提案をした結果さ。」 俺「この小説「月下の花」で、俺が書いてきた、俺独自のバイストン・ウェル設定、男女交際における風習を、総括した内容であり、と、…

第48章 アメリカ人と騎士道精神

セザル・ズロムの提案に、トッド・ギネスは、すぐには反応せず、黙りこくってしまった。セザルは、あれっ?と、拍子抜けした。金髪の23歳アメリカ人は、きっと、ビックリするさと思ったのに、反応が遅い。 腕組みをし、1分間ほど、考えこんでいたトッド・…

後書き:第47章「レッド・バーの砦」ミの国戦線に呼び出されたガラリアとトッドは…

俺=筆者ガラマニ セ=セザル・ズロム君 俺「原作アニメ『聖戦士ダンバイン』の、第9話「天と地と」~第10話「父と子」に相当する章です。内容、まったくちがいますが。」 セ「ドレイク軍が、ミの国に攻め込んで、レッド・バーの砦のちかくに、基地を作っ…

第47章 レッド・バーの砦

翌日早朝、ドレイク・ルフトが、ガラリア・ニャムヒーと、トッド・ギネスを呼び出した。火急とみえて、命令された場所は、またあの、白い敷石の階段下だ。勇んで駆けつけた女戦士は、思いがけない命令を耳にした。 「2人とも、いそぎ、レッド・バーの砦と戦…

後書き:第46章「トッド・ギネス参戦」激戦の火ぶたが、いま、切っておとされる。

俺=筆者ガラマニ セ=セザル・ズロム君 俺「このサブタイトルは、いってみたかった!トッド・ギネス参戦!おうッ!グッとくるわあ~。」 セ「なにかの度合い(当社比)星マーク3つなのさ。これは妥当さ。今回は、短い文章のなかで、トッド・ギネスの容貌、…

第46章 トッド・ギネス参戦

夜になり、本館の玄関前にやってきた、ガラリアとトッドは、お互いの視線を、出会わせた。ガラリアが、階段の二段下にいたので、垂れ目と三白眼で、じっと見上げられるかたちになったトッド・ギネスは、恋心の切なさが、いっそう高まった。彼女の白目に、モ…

後書き:第45章「男が女を愛するとき」ラース・ワウ脱出をはかるリムル、追うガラリア!犬猿の仲のバトル勃発!

俺=筆者ガラマニ セ=セザル・ズロム君 セ「なにかの度合い(当社比)星マーク、2つついてるさ。しかし?そんなにエロいかな?そういうことやってるシーンが、あるでもないしさ。そういうこと考えてる描写が、さして多いわけでも、ないしさ。」 俺「だまら…

第45章 男が女を愛するとき

ラース・ワウの頂上、物見やぐらにいたガラリアとトッドのもとへ、階段をかけあがってきた下級兵が、息せききって、報告した。 「申し上げます。姫様が、お部屋を抜け出し、行方不明になったとのこと!お館様と奥方様から、リムル様をお探しするよう、お申し…

後書き:第44章「トッド・ギネスのラブソング」トッドの主題歌登場。おとなしくお留守番できないガラリアにトッドは…

俺=筆者ガラマニ セ=セザル・ズロム君 セ「ねえねえ、筆者はさ、洋楽が好きなの?いきなり、洋楽の翻訳なんか、はじめちゃってさ。」 俺「いやあ、そこを突かれると、弱いんだわ。このたび、トッド・ギネスさんの愛唱歌として引用した曲、TRACKS OF MY TEA…