後書き:第43章「ガラリア、はじめてのお留守番」ショック!前線からはずされたガラリア!その理由にダブルショック!
俺=筆者ガラマニ セ=セザル・ズロム君
俺「文中でもふれてますが、この章はちょうど、テレビアニメ『聖戦士ダンバイン』の、第8話「再び、ラース・ワウ」に相当します。アニメのまんまの、セリフも出してます。」
セ「小説「月下の花」では、けっこう、原作アニメどおりのセリフを使っているのさ。」
俺「この章のキモは、ガラリアが、ミの国戦役の、前線からはずされる、理由です。アニメでは、その理由として、
(1)ガラリアは、オーラ・バトラーが使えるほど、オーラ力(おーらちから)が強くないから
バーン・バニングスさん談。アニメのダンバインでは、オーラ力が、強いか、弱いかで、戦闘力が決まる設定なので、この時期のガラリアさんは、バーンやショット・ウェポンから、何度も何度も、おまえはオーラ力が弱い、弱いと言われては、ムカーッとして奮起するんですね。
でもね。こんな曖昧な、ファンタジーな理由で、ダメだダメだ言われ続けていたら、誰だってムカつきますよ。そんなん、作者のさじかげんひとつで、強いだ、弱いだ、決めるだけで、キャラクターの運命、決まっちゃうわけじゃないですかw
じっさい、この、「ガラリアはオーラ力が弱い」設定のせいで、彼女は、東京上空から帰還できなかったんです。ショウ・ザマは、童貞のぶんざいでアッサリ帰還して、マーベルとゴロゴロしてたくせにw
オーラ力の有無よりも、正義の有無よりも、俺の小説では、もちろん、性的魅力の有無と、性技の有無で、強さが決まります!
(2)前線に出すのは、ギブン家からドレイク陣営に寝返った、キブツ・キッスの役割だから
キブツ・キッスは、キーン・キッスのお父さんです。ギブン家の家臣複数名の、家系を断絶させないように、キブツ・キッスさんは、涙をのんで、ドレイク陣営に入ります。その忠誠心をためすために、いやらしいバーン・バニングスは、わざとゼラーナを撃たせます。第10話「父と子」です。
そのうえ、いやらしいバーン・バニングスは、キブツ・キッスさんに、ドレイク軍の軍服の着用をみとめず、キッス家の軍服で行けと命じます。ドSですね、バーン・バニングス。しかもなにか、なんでしょうか、このおにいさんは、へんなフェチでも病んでるのではないでしょうか。
俺の小説では、キブツ・キッスさんは、登場しません。
(3)ラース・ワウの守り=ご領主さまのご家族の警護は、信頼できる人材にしか、任せられないから
ショット・ウェポンさん談。アニメのガラリアさんは、
「城の守りなど、あの寝返り男のキブツ・キッスにやらせればよい。」
ってゆうんですが、ショットさんが、表題の理由を言ったらガラリアさんは、
「さすが地上人。詭弁をろうするのも、うまいものだな!」
って、反抗してたんですが、俺、大人になって見返すと、ショットさん、ナイスフォローで、正論ゆってるんですよね。まさしく、敵から寝返ったばかりのキブツ・キッスさんを、手薄になったラース・ワウに残すなんて、できない相談ですよ。地元民のガラリアさんでないと、リムルのおもりは任せられないですよ。」
セ「なるほどさ。長々と、原作における、ガラリア嬢が前線からはずされる理由の解説、ありがとうさ。で?筆者の案では、どうなったのさ?」
俺「それは、どうぞ、本文をお読みください!」
2013年7月18日