後書き:第28章「ギブンの館、終焉」オーラ・バトラー戦もあります
俺「俺って、小説の先を、どうしたいっていう野望はあるけど、計画性はないの。この章も、書きながら、この先どうしようって、考えてたよ。一行先がどうなるか、わからずに、書き進めるのが、おもしろいの、なんの。書くことが、楽しくて、楽しくて!」
セ「原案ノートでは、カーロ・ギブンの馬車の存在を知らせる役は、バーンの間諜ニグ・ロウになってたけど、ちがったさ。」
俺「そう、その役が、きみ、セザル君になった。これも、行き当たりバッタリで決めたのよ。トッドが、無線を聞いて、すぐセザルだってわかるシーン書いた時は、興奮しちゃって、机から飛び出して、家中走って一周してきたわ。」
セ「原作アニメの第2話とは、かなりちがってきたさ。ロムン・ギブンは、アニメだと、もっと先まで活躍してたけど。」
俺「俺の小説の目的は、ガラリアさんの周囲の、恋愛エロ描写なんでね。ギブン側のキャラが多すぎるのよ。だから。」
セ「作風も、8年前や、そのもっと前の、「月下の花」序盤のころと比べると、そうとう変化したさ。」
俺「序章「女、幼くして、少女と呼ぶ」から第10章「さらば、我が不滅の恋人」までの、アトラスとガラリア編は、まわりくどい表現があったり、非常に冗長な小説ではあったけども、重々しさがあったよね。
ゼット・ライトが登場する第12章「機械の館のあるじ」から、第21章「戦士ガラリア・ニャムヒー完結編」までの、ガラリアが、初陣を体験して、職業軍人の自覚を持つにいたる部分は、当時、ものすごく張り切って、書くことを楽しんで書いたけど…」
セ「けど、なにさ。」
俺「人類が読了するのに、耐えられる長さじゃないよねw」
セ「わかってるんだw」
俺「一URLあたりの文章量を、減らそうと、意識しはじめたのが、ギブンの館編、第23章「ギブンの館、情念の火花」以降です。」
セ「確かに、短く区切るようになったさ。」
俺「今回、ひさびさに書くにあたり、下記のことを意識しました。まとめます。」
1)一章あたり(一URLあたり)は、携帯電話(俺のガラケー)の画面で読んで、2ページにおさまる文章量にすること。10分以内で読了できるボリュームにすること。
2)展開を早くすること。
3)脇道にそれないこと。例:オーラ・マシンの描写は必要最小限にとどめる。
4)エロ小説の目的は、男性読者を勃起させ、女性読者をぬれさせることにある。がんばれ。
5)脱法二次エロ小説を書く行為の、大目的は、書くことを、俺が、楽しむことにある。
いや~、エロ小説を書くって、本当に、楽しいことですね!
2013年6月22日