ガラリアさん好き好き病ブログ版

ここは、聖戦士ダンバインのガラリア・ニャムヒーさんを 好きで好きでたまらない、不治の病にかかった管理人、 日本一のガラリア・マニア、略してガラマニのサイトです。2019年7月、元サイトから厳選した記事を当ブログに移転しました。聖戦士ダンバイン以外の記事は、リンク「新ガラマニ日誌」にあります。

第27章 燃える、ギブンの館

馬を駆るガラリア・ニャムヒーは、戦艦ブル・ベガーに到着するやいなや、艦長ミズル・ズロムに、攻撃命令を伝達した。ミズルは、全艦の乗組員にたいして、戦闘準備を命じ、トッド・ギネスは、青色のダンバインに、乗り込んだ。

ショウ・ザマは、目前を通り過ぎるガラリアさんを、直視することができず、うつむいて、空色のダンバインに、隠れた。ガラリアは、いざ出撃せんとする2機のダンバインと、格納してある赤い、バーン・バニングス用ドラムロを見やりながら、

「私にも、オーラ・バトラーがほしいものだ。」 と、つぶやいた。

ブル・ベガーの格納庫から、翼を開いたダンバインが2機、ひょうひょうと飛び立った。ガラリアは、ドロに搭乗し、操縦は部下に命じて、自分は、遠くまで見渡せるようにと、ドロの上部甲板に出た。ブル・ベガーも、その巨体を中空に浮かせ、全機は、いっさんに、ギブンの館へと出撃した。

 


ニー・ギブンは、ギブンの館、裏手に、父親ロムンとともにおり、情婦が、今、なにをしているかを、なるべく考えないように努めた。それよりも、母親カーロ・ギブンのことを案ずるように、西の方角を見つめていた。俺が一緒に行くべきじゃなかったか?だが、ニー・ギブンには、敵が、館を攻撃してきた場合に備える役目があった。ニーは、ドワ・グロウとキーン・キッスたちを引き連れて、オーラ・シップ、ゼラーナの出撃準備にとりかかった。

マーベル・フローズンの個室の周囲には、人っ子ひとりいないよう、手配されていた。実際、マーベルによる、バーン・バニングスへの色仕掛けは、彼の所属を寝返らせるまでの効力はなく、時間かせぎのためだった。国王フラオンのもとへ走る、カーロ・ギブンの馬車を、けどられぬよう。出撃に備えるゼラーナを、けどられぬよう。マーベルは、できるだけ長く、男を個室に、とどめおかねばならない。

この時間こそは、最前より、抱かれたいと願っていた男を、ついに、自分の性的魅力の前に屈従させる、そんな彼女の自意識を、存分に満足させるための時間になるに、ちがいなかった。マーベルは、舌なめずりをした。ベッドに腰をおろし、スパッツの脚を組みかえた。彼女に背を向けて、扉には鍵が、ちゃんとかかっているかを、気にしているらしいバーン・バニングスに、

「ドアなんか、どうだっていいじゃない、バーン・バニングス。さあ、その重たそうな甲冑は、お脱ぎになったら?」

バーンはふり返り、非常に短い瞬間、女の顔を見たが、つかつかと歩み寄った。そして、ベッドに腰掛けているマーベルの、上半身を覆っている、浅黄色のタンクトップを、

まるで、黄色いとうもろこしを、食べようとして、実をつつむ青い葉が邪魔だと、はぎとるように、ものも言わずに、はぎとった。キャッ、マーベルが声に出すより早く、あらわになった乳房に目もくれず、バーン・バニングスは甲冑姿のまま、女を押し倒し、はや、下ばきのスパッツも、パンティといっしょにつかんで、脱がせてしまっていた。またたく間に、マーベルは、全裸にされていた。素肌の上に、硬い甲冑の、全体重がのしかかっていた。女の柔肌に、金物の節目がくいこみ、痛い。

バーン・バニングスが、無言でおこなうその行為に、饒舌だったマーベルは押し黙り、何も言い返せないでいた。そのことが、マーベルには、驚きだった。情交の主導権は、完全に男のほうが握ってしまっていた。

これでは、まるで!

「時間が、ないからな。」

冷たくも、甘い声で、男がささやいた。そして、果実でも、もぐような手つきで、マーベルの乳房を乱暴にもみしだき、

「小さいな。乳房の小さい女は、わたしの好みではない。」

正常位の体勢で、顔と顔とを、向き合わせているのに、キスも、くちを使って愛撫も、してくれない。バーンのくちは、マーベルのどこの肌にも触れず、ただ、発言するためだけに使われた。マーベルのくちは、はぐはぐとあえぎ、言葉を失っていたが、バーンの右手の指先が、マーベルの繁みをまさぐると、

「濡らして、待っていたのか。淫売女め!」

「ああう…」 ようやく、声らしい声で、女はあえいだ。

侮辱されているのだ。あたしは、美しい貴公子を、個室に誘ったはずだったのに、その男を、手玉にとるつもりだったのに、立場が逆転してしまった!今、あたしは、

その答えを、バーン・バニングスが、言い放った。

「聞け、地上の女。犯してやるのだ、光栄に思え!」

言うと同時に、バーンは、マーベルの、茶色い乳首をつまみ、感じるように刺激し、甲冑の前当てがついた股間の、隆々といきり立った剣を、むきだしにさせて、マーベルの陰部に、押し当てた。マーベルは、ばたばたともがいたが、バーンに組み伏せられ、もう逃げることも、抵抗することも、できなかった。なぜかと言えば、「犯してやるのだ」 と、言われて、犯されたくて、しかたがなかった、自分の下のくちが、正直にも開口し、ヌルヌルと愛液がとどまらず…

犯されたいの!して、もっとして!ひどいわ!ひどい言葉で責められて、こんなに感じるなんて、ひどい男だわ!

マーベルが感じているのを見抜き、バーンは、彼女の手をつかんで、自分の肉棒を握らせた。

なんて大きい…太い…ああ、ほかの男なんて、比較にならない。

「わたしの剣が、ほしいか?早く、ほしいか?」

またも、マーベルの下のくちの代弁を、男がした。そしてバーン・バニングスは、マーベルの耳元に、くちびるをよせて、ことさらに甘い声で、

「おまえのほしいものは、これだろう?」

もう半分まで挿入されていた。マーベルは悲鳴をあげたが、剣は根本まで、どっぷりと、くわえこんでいた。どんづきまで、深々と、挿入されたとたん、

そこから、どれだけの時間、続いたのか?小1時間だった記憶もあるが、実際には、数分間だったのかもしれない。遠慮会釈のない、ピストン運動が、女の嬌声とともに、激しく、激しく、続いた。女の膣内も子宮も、剛棒によって突き上げられ、そりかえったカリの太さによって、かきまわされた。甲冑を着たまま、ズボンだけを膝まで下ろし、突き上げ続ける男による、容赦ない言葉責めも、間断なく、続けられた。

「地上の下等動物が!鳴いてみろ。どうした、もっと声をあげて鳴け!」

「めす豚!もっと、けつをふれ!」

「どれだけ、ぬらしたら、気が済むのだ?ぬれっぱなしだ、おまえのいちばん、汚らわしい穴がな!」

「感じるのか。そんなに感じるのか、この売女!おまえの乳房を、おまえがもんでみろ。そうだ、あえげ。おまえは、いやしい売春婦だ!」

マーベルは上のくちから泡をふき、下のくちから潮をふき、乳首からは、疑似母乳がにじみ出た。これまでに感じたことのない、被虐の快感から、逃れられず、正気を失わないでは、いられなかった。

こんなに具合のいい肉棒を、彼女は知らなかった。この肉棒で、突いてもらえるのなら、あたしは何でもする。鳴けと言われたら、オウ、オウ、オウと、けだもののように鳴いたのだ。娼婦だと、売女だと呼ばれて、イク、イク、イクと、嬉し泣きをしたのだ。

こんなにも端正な顔立ちの、美青年が、長髪の騎士が、こんなにも恐ろしいサディストに変貌するとは、まったく予想もしていなかった。マーベル・フローズンを、こんなふうに扱った男は、ダラスにも、ギブン領にも、いなかった。それだけに、彼女にとって、バーン・バニングスにされている行為は、強姦なのではない分、もっと性質(たち)が悪かった。隠微で、猥褻な、事実。それは、敵兵に犯されて、よだれを流して腰をふった女に、させられたという、この下はない、屈辱だったのだ。

突かれて、突かれて、何十回イッたのか、わけがわからなくなっていたマーベルだったが、防音された壁をとおりこして聞こえてきた、爆発音で、正気にかえった。

その瞬間、バーン・バニングスは、ひどく冷静な顔にもどり、無言にもどり、まったく躊躇なく、マーベル・フローズンの子宮の中に、精液を放出した。どぴゅ、どぴゅ、どぴゅ。あまりにも淫猥な音だった。男は肉棒を引き抜いた。ぶちゅ、ぶちゅ、ぶちゅ。白濁した精液にまみれた、女の陰部が、ぱっくり開いたまま、放置された。マーベルは、亜麻色の髪の中に、顔をうかべて仰向けに寝ていたが、犯され続けた肉体的ショックで、起き上がれないでいた。

頭の中が、冷静になり、マーベルは、バーンに向かって、呪詛の言葉を投げなければならない、義務があるかのような感情に背中を押され、今、射精の後始末を、まるで小便の後始末かのようにして、ズボンの前を片付けている男に、なにか言おうとした。

「…この、男ッ…よくも…」 これだけ言うのが、やっとだった。

何事もなかったかのように、バーン・バニングスは、軍装をすっかり整え、甲冑のひじや、軍服の袖のどこにも、情事の痕跡は残っていないかを確かめながら、女の顔は見ずに、とどめの言葉を告げた。

「かんちがいするなよ、マーベル・フローズン。わたしは、おまえが差し出した、赤い花を、受けとらなかったのだ。」

「だから、なにさッ!」

さながら、北米の娼婦と、欧州の上流紳士との会話のようであった。まだベッドに半起きになっているマーベルのそばから、離れるかと思われたバーン・バニングスは、彼女のもとに、つかつか軍靴を鳴らし、近づいてきて、

そして、こんどは、きわめて騎士的に、亜麻色の髪ふり乱す、裸のマーベルの、肩をだきしめ、さからおうとしたマーベルのくちびるを、

熱い、熱帯夜のように熱い、熱い、ディープキスで、ふさいだ。二人の唾液が、どくどくと混ざり合った。またも、マーベルは、予想外の快感に、うちのめされた。肉厚な彼のくちびるが、ねっとりとあたしのくちびるを包み込んでいる。舌を、ヌルヌルとからめとられている…。二人のくちびるが、糸をひき離れたとき、また砲弾の音がした。抱きしめたまま、バーン・バニングスはマーベルの耳元で、ささやいた。

「いいな?おまえは、わたしに、花など差し出さなかった。おまえは、わたしに、一方的に犯されたのだ。」

言い返せなかった。それよりマーベルは、キスの味に酔いしれてしまっていた。犯された直後に、一度もくれなかったキスをされて…とろけそうに、すてき…そして、彼の甘い声。なに?なにを言ってるの?

「そして、わたしに犯されながら、おまえは、よがり狂ったのだ。

 …誰にも、言えまい?」

そこでとつぜん、バーンは、マーベルを突き飛ばした。女体はかろうじて、ベッドの上に、また倒された。バーン・バニングスはもう、きびすをかえして扉に向かって行き、帰りしなに、こう言っただけだった。

「もう2度と、おまえは、犯してはやらぬ。」

扉の向こうに、足早に立ち去る軍靴の音がしたが、その音は、ブル・ベガーと、ゼラーナとの砲撃戦の音に、かき消された。バーンの脳裏は、既に戦闘モードに切り替わっており、駆け足で階段を下りるさい、そこに落ちていた、赤いダリアの花を、踏みつけて、通りすぎて行った。


その言葉どおり、バーン・バニングスは、2度と、ギブンの館を訪れることはなかった。

 


<次回予告>

BGM ♪ちゃららら ちゃらららららっ

ひゃっほぅ、セザルでぇーす。バーンったら、すっげえ、とばしてるさ!
つぎの章は、ガラリア嬢の出番さ。じゃっ、またねい。

 


2013年6月22日