2019-07-03から1日間の記事一覧
レッド・バーの砦を占領したドレイク軍は、その日のうちに、さらに北方へ進軍し、キロン城に、より近い位置へと、布陣を移動していた。その夜遅く、いままでラース・ワウにいた、領主のドレイク・ルフトと、地上人のショット・ウェポンが、この前線基地に、…
俺=筆者ガラマニ セ=セザル・ズロム君 セ「ピネガン王は、けっきょく、なにが目的だったんだろうさ?」 俺「それは、おいおい判明するんじゃないかな。あるいは、本当に、話しがしたかっただけなのかもしれないね。」 セ「クの国出身の、7人の騎士が出て…
キロン城の来賓室に、娘を連れて入室してきたミの国王、ピネガン・ハンムは、鉄格子のはまった窓を背中にして、緑色のソファーのひとつに腰かけた。窓の外からは、夕焼けに染まる空の色が、赤々とさしこんでいた。王女エレ・ハンムは、立ったままでいた。ピ…
俺=筆者ガラマニ セ=セザル・ズロム君 俺「ゼンダ城の虜は、読んでいません。」 セ「おおっと、いつも僕が、筆者はこの本読んで、影響受けたんじゃないのかと、問いただすより、先をこされちゃったさ。」 俺「でも、映画とかマンガとかで、タイトルは知っ…
ミの国の王城、キロン城。大きな湖の湖畔にそびえたつ、大きな城だ。小高い丘の上に建てられたキロン城は、石塀が円形に、城塞を囲んでいる。石塀は高くのび、円錐形のキロン城の土台だけで、7階建ての高さをなし、内部には、兵器庫や軍属の住居などが、ひ…
俺=筆者ガラマニ セ=セザル・ズロム君 セ「とんでもないことになったさ。筆者、あなたの筆致、完全フリーダムさ。」 俺「そうよ。原作アニメ『聖戦士ダンバイン』の設定にもしたがわず、俺以外のダンバー(ダンバインのファンのこと)の好みにも、いっさい…
そもそも、オーラ・マシンはどれも、空をとぶために設計されている。両手両足がついているオーラ・バトラー、ビランビーやドラムロは、水中は、いちおう航行は可能だ。人間のからだと同じく、オーラ・バトラーは、水に浮くから、泳いで進めばいいのだ。バー…