ガラリアさん好き好き病ブログ版

ここは、聖戦士ダンバインのガラリア・ニャムヒーさんを 好きで好きでたまらない、不治の病にかかった管理人、 日本一のガラリア・マニア、略してガラマニのサイトです。2019年7月、元サイトから厳選した記事を当ブログに移転しました。聖戦士ダンバイン以外の記事は、リンク「新ガラマニ日誌」にあります。

ガラリアさんは滑舌が悪いのだぁ

かちゅぜつがわりゅいのだぁ

ハイこんにちは。気まぐれ更新、風の吹くまま日本の夜明け、ガラ好き日記です。

2006年夏、「聖戦士ダンバイン」の新しいDVDが発売されました。俺、DVDは、数年前に発売された1~30話分しか持ってなかったので、このたび31~49話分を初めて購入しまして、最近ちょくちょく見ております。特に、ガラリアさん死後の回(第19話以降)を、ちゃんと見ておこうと思いまして。実は俺、第18話「閃光のガラリア」以降を、今までのダンバイン人生20数年間で、1回か2回ぐらいしか見ておらず、今、DVDを再生している俺ってば、ほとんど新作を見る気持ちでありますアッハッハ。DVDにしても、ガラリアさんが出ない分は今年になるまで買ってなかったんすから、ものすごくわかりやすいガラリア・マニアです俺は。ガラリアさんのいないバイストン・ウェルにゃ~用はねえってな。アーハッハッハ。

ところで、ダンバイン好きなおともだちの皆さん。ミ・フェラリオでは、誰がお好きですか。チャムでしょうか。エル・フィノでしょうか。え?俺ですか?

言うまでもないでしょう。俺が好きなミ・フェラリオは、ベル・アールです。声が西城美希さんだからです。いいや、それだけじゃない。ベルは、西城さんのために=亡きガラリアのために、生まれた子だからです。

番組中盤から登場する、ナの国の女王、シーラ・ラパーナ。そのお付きの妖精、ベル・アールというキャラクターは、番組開始時の企画には、存在しなかったキャラクターでした。エンディングテーマで、裸でスキップしている妖精、エル・フィノが劇中に登場することは予定通りでしたが、エルの子分で赤ちゃんのミ・フェラリオ、ベル・アールとは…18話で死んだ、あの!ガラリア・ニャムヒー役、西城美希さんのために!急遽、作り出されたキャラクターなのです。この事実は本放送当時、アニメ雑誌で報道されましたから、古参ファンの方ならば、ご存知でしょう。

ちなみにベルは、ガラリアの「生まれかわり」だとは、公式設定にはありません。二人とも、髪のいろ、青いけどねぃ。

西城美希さんは、18話「閃光のガラリア」までで、スタジオを去らせるには忍びない、逸材だったのです。素晴らしい女優さんだったのです。スタジオの皆さんに、スタッフに、もちろんファンである俺たちに…そんなにまで、愛されていたのです。

聖戦士ダンバイン大事典』(1984年 ラポート刊)、94ページ、中原茂さんの筆による、最終回を終えての記事「みんな、ありがとう」より、以下引用いたします。(原文ママ

「みんな、ありがとう」
みんな本当に一年間お疲れ様でした。そして、ダンバインを応援してくれた皆さん、ありがとうございました。(中略)
「西城さんへ」みんなで話していると、いつもちょっとズレてから反応していたあなた、「とぅわしかに」という言葉使い、はやりましたね。ベルは、あなたの為に創られたキャラクターであった事を忘れずにいて下さい。
中原茂さん、俺の大好きな声優さん!俺たちこそ、こんな名文を残して下さって、ありがとう御座いますと、何千回申し上げても、終わりません!
「とぅわしかに」
が、はやったんですってよ!ガラリアさんの舌っ足らずな言動が、目に浮かんで耳に浮かぶような実話じゃ、あーりませんか!

さて、そうなんです。ガラリア・ニャムヒーは、滑舌が、ものすごく悪い子です。
滑舌の悪さにかけては、「聖戦士ダンバイン」のガラリア・ニャムヒーか、「利家とまつ」の反町隆史かっつーぐらい、悪い。

俺は、当サイト「ガラリアさん好き好き病」のメインコンテンツとして、「ガラリア・ニャムヒー全台詞」という項目を作ろうと考えたことがありました。ダンバインのファンサイトは世にいくつかあり、中でもシーラ・ラパーナさんの専門サイトである、Sweet Little Dream さんが作られた「シーラ・ラパーナ全台詞」は、それは素晴らしい仕事で、俺はこれに触発されたのです。ガラリアさんの言葉を全部書き出しておけば、資料として便利だし、ガラリアさんを世に啓蒙するためにも、いい方法だと思ったのです。

が、しかし。「ガラリア・ニャムヒー全台詞」を作成せんと、DVDを再生し、筆記具を手にした俺は、第1話から数話分見ただけで、早くも挫折したのです。だ、だって…

き、きっ聞き取れねえッ!無理。無理むり、り~む~ッ! orz

例えば、第4話で、ガラリアさんがゼット・ライトと話すシーン。

ガ「バーン・バニングスに、いい顔ばかりは、させておけないこととなった。」

台本にはこう記述してあるはずなんですが、西城美希さんが喋ると、こうなります。

ガ「ばぁんばにんぐぅすに、ぇぃいきゃおばきゃりは、しゃしぇちぇおきぇにゃいことちょなった。」

特に「しゃしぇちぇおきぇにゃい」が、すごい。いや本当に、彼女の喋り口調を、無理やり活字にすると、こんな感じですよ。完全に、ベロ回ってないんす。ガラリアさんってば、21歳にもなって、ほぼ4歳児並の滑舌です。そしてこの滑舌の悪さこそが、彼女の最大の魅力なのです。

 

2006年10月18日